近藤機械製作所様から、GOKISOホイールを提供頂いています。
GOKISOは超精密金属切削加工、航空機ジェットエンジン用軸受の生産を手掛ける
株式会社近藤機械製作所から生まれた自転車製品ブランドです。
2010年に立ち上がった、比較的新しいブランドになりますが、航空機部品を製作する工場で作られるGOKISOホイールの完成度は非常に高く、0,5グラムの力で回ると言われるハブの回転性能はもちろん、綿密に研究してつくられたハブ構造によって、高い振動吸収性能も有しています。
高速スピードを維持し、かつ振動を吸収してくれるこのホイールは、バイク後にランを控えているトライアスリートのパフォーマンスを最大限発揮出来るよう、強力に後押ししてくれます。
GOKISO 38mmカーボンクリンチャー
僕がレースで主に使用するのはリム高が38mmのクリンチャータイプのホイールです。
癖がなく、反応もいいので集団のスピードの上げ下げにも容易に反応でき、また異次元にすら感じるスピードの維持性能の高さは強力なアドバンテージとなっています。
安心してコーナーを攻めることができ、高いスピード維持能力によって集団内でも足をセーブすることが出来る。
正直なところ、重量は他のホイールよりありますが、その重さを全く感じさせない走りの軽さがあります。よく進み、衝撃をいなしてくれる。
トライアスリートである私の足元に欠かせない最高のホイールです。
また、リムとタイヤの密着度が高いため、コーナーリング中の安定感が高いのはもちろん、パンクリスクが減らされています。
これは常にニュートラルカーのサポートが有るわけではないトライアスリートには非常に嬉しい性能だと感じています。
よく回る高機能なハブは、その回転性能を保持するために振動を吸収する役割ももっているのですが、この機能が乗り心地を非常によくしています。
最近のフレームはエアロに特化し、フレームの高剛性が進んでいます。
剛性が高ければ、ペダルに入力した力をロスなく推進力に変えてくれはしますが、その分反発性も高く、足にダメージがたまったり、路面からの振動をダイレクトに体に伝え、疲労の原因となります。
GOKISOホイールはこの振動を軽減してくれるため、オリンピックディスタンスのレースは勿論、ロングのレースではランに足を残すためにも非常に役立ってくれると思います。